2005年07月05日

ビジネススクールの価値(復刻版)

最終的に2年間の留学で「MBA」という肩書きを得たわけですが、残念なことに「MBA」というのは資格として法的な特権があるわけではありません。役に立つと思い獲得した知識も毎日錆びていってしまいます。知識をアップデートしなければならないのはもちろんですが、学んだことを応用しないでいると進歩が全く無い世界でもあります。知識であっても、それを利用して実践につなげて、それでその意味が分かり、使い方が分かるということを繰り返す。その結果ビジネス能力が伸びていくわけで、知識だけ持っていても意味が無く、そういう面で言えば、実務を日々行っている人には決してかなわないものだと考えています。
 
また、派遣にあたって多くの方から、社外とのネットワークや人脈形成に努めてというアドバイスをいただきましたが、ネットワークとか人脈といっても、内容の無い人にはネットワークはあまり意味が無いだろうし、内容が結構ある人は別に「MBA」をとらなくても自分でネットワークを構築できるはずで、現実に社内でそういう方も数多くいらっしゃるわけですから、そういう意味ではけって敵な成果というものではないのかなと思えます。
 
ただ、明らかにビジネススクールに行かなければ絶対得られなかっただろうなあと感じられるものはあります。それは「視野の広がり」などであり、ケーススタディやグループワークなどいろいろなインタラクションの中から、自分が気づいていないことを勉強させられることによって自覚できたものであると感じています。そういう意味で、直接指導を仰ぐ教授の影響は非常に大きく、指導教授を正しく選ばないととんでもないことになりますが、「ビジネスパーソンとして必要な自信」とか「前向きに物事を捉えるマインドセット」とか、「殴られても戦う姿勢を常に持つ」という考え方を得られたことが一番の成果になるでしょうか。
 
posted by ながけん at 12:59| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | ながけんのつぶやきより(復刻版) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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